AOP酸化処理装置

排水中のCOD、BODをノンスラッジで高度処理


 近年、注目が集まる光酸化水処理技術AOPは高いエネルギーをもつ紫外線の波長から作られるオゾンとの反応で最強の活性酸素を生成させ、汚染物を酸化分解して水を浄化する技術であります。さらに酸化剤との併用で酸化力を増大させ低濃度有機物質を効率良く分解させます。

 

特徴

・オゾンはUVの波長と酸素の反応で作られますのでオゾン発生装置等は不要です
・低い濃度まで高度に処理ができますので水の再利用や循環処理に適します
スラッジなどの残留物が発生しません。
・難分解性の有機性汚染物質も分解可能です ※排水の性質により変動
・紫外線・オゾンには強い殺菌力があるため高度な殺菌処理が可能です。
・酸化剤の併用で酸化力が増大いたします。

長寿命

ランプ寿命は約8,000時間

処理能力

ご使用条件に合わせてカスタム可能です。
※テストにて効果を確認後決定していきます。

仕様

反応槽材質:SU304
・ランプ切れ警報出力標準装備 
・処理水温度:10~50℃ 
・周囲温度:5~40℃  
・ランプ寿命:8,000時間(連続点灯) 
・入力電圧AC100Vor200V 
・周波数:50or60Hz指定

 消費電力

ランプ ランプ本数 消費電力
95W 1 190W
2 335W
4 640W
6 880W
8 1,290W

処理データー 

排水名 項目 反応時間 原水 処理水
クーラント排水 BOD5 12時間 170mg/L 28mg/L
メッキ排水 CODmn 1時間 41mg/L 21mg/L
2時間 15mg/L
4時間 10mg/L